
こんにちは、はっさんです。臨床心理士が使用している[人と仲良くなる方法]について紹介致します。
人間社会では、明らかに「人と仲良くなれた方が得」をします。
これを読むと、仲の良い友達を増やすこともできるし、素敵な恋人を作ることもできます。
人は、何をされると[気持ちが良い]?
[ラポールの形成]とはなにか?
今すぐ使える、[人と仲良くなるテクニック3つ]って?
おすすめの本
今回は、この4つに答えていきます。
人は、何をされると[気持ちが良い]?
みなさんは、どんな人と話しているときに[居心地がいいな]と感じますか?人それぞれ好みがあるので、一概に言うことは難しいですが、一つだけ共通していることがあります。それは「自分の話を聞いてくれる人」、つまり、「自分の話をしているとき」に、人は気持ちが良くなります。
このことから、「相手の話を聞いてあげる」ことで、「相手を気持ち良く」することができ、結果的に「相手と仲良くなる」ことがでいます。
学校や職場でも、「聞き上手」と言われる人がいると思います。その人と自分が話している時を思い出してください。
自分の取り留めもない話を、ニコニコしながら聞いてくれるその姿に、あなたも居心地の良さを感じるのではないでしょうか。
では実際、臨床心理士が行うカウンセリングとは、何を行っているのでしょうか。
答えは、「相手の話を聞くこと」です。相手の話を聞くことで、相手の身の周りの出来事を理解でき、「安心感」を作り出すことができます。
では、この安心感は、どのように作ればよいのでしょうか。
[ラポールの形成]とはなにか?
このような、「安心感」を作ることを、心理学の世界では[ラポールの形成]と言います。これは、相手との信頼関係を育むプロセスです。
例えば、飼いたての猫をイメージしてください。最初は、中々こちらの方に寄ってきてくれませんが、だんだんとこちらに寄って来る回数が増えて、そのうち、自分から飼い主の方に寄ってきてくれるようになります。
このように、人と仲良くなるときも、「プロセス」を意識してください。今から紹介する「プロセス」に沿って、その「段階」に応じた対応が求められます。
そのプロセスとは、5段階あります。
警戒→疑心→親和→信用→信頼
このプロセスを踏んで、人は「信頼関係」を作っていきます。
このことからわかることは、いきなり込み入った話をしない、ということです。重たい人や胡散臭い人と思うような人を思い出せば、わかりますよね。
では、このような段階を踏むための方法を、お伝えします。
今すぐ使える、[人と仲良くなるテクニック3つ]って?
今回は、簡単に使えるテクニックをお伝えします。人は自分と似ている人を好きになるということを意識すると、理解が進みます。
・ミラーリング
・マッチング
・ペーシング
の3つです。順番に解説していきます。
・ミラーリング
相手の見た目を、鏡のように真似することを言います。例えば、相手がマグカップを持ったなら自分もマグカップを持ち、同じタイミングでコーヒーをすすりましょう。飲み会の席や喫煙所で仲良くなることが多いのは、ミラーリングを結果的に行っているから、ということもできます。
・マッチング
見た目以外の、相手の声のトーンやテンションを真似しましょう。自分だけテンションが上がってしまっては、相手は居心地が悪くなってしまいます。相手が激怒しているのに不貞腐れていると、さらに怒られますよね?これは、相手とのテンションがマッチしていないからです。
・ペーシング
相手が行うことのペースを真似しましょう。食べる速さ、話す間、なんでも真似しましょう。相手が早く食べ終わっているから早く食べなきゃ、と焦ったり、早口の人だと話しずらい、と思ったことはありませんか?これは、相手とのペースがずれているからです。
この3つを使って、どんどん信頼関係を作り上げ、人と仲良くなりましょ!
おすすめの本
僕は、人と話すのは好きですが、一時期、話すのが苦手になった時期がありました。その時期に参考になった本です。会話について学ぶことは、恥ずかしいことではありません。どんどん人と仲良くなり、人生を豊かにしていきましょう。
・会話がはずむ雑談力